秋田県のM&A・経済近況
総人口は昭和35年以降一貫して減少し、平成29年には99万5千人となっています。農業への依存度が高く、米に偏った構造となっており課題の1つです。他にも林業、繊維工業、木材・木製品、電子部品・デバイス・電子回路製造業、医療・福祉等の重要性が高い県です。
秋田県のM&A件数 – 2022年
2022年の秋田県のM&A件数は8件でした。
内訳(買手-売手)は、地域内-地域内 3件、地域内-地域外 1件、地域外-地域内 4件 でした。
M&Aトピックス
秋田県の企業が買い手となった特徴的なM&A案件を、年度別にピックアップしてご紹介します。
2018年
ドリームリンク/弥助そばや
居酒屋「半兵ヱ」などを展開するドリームリンク(秋田市)は、老舗そば店「弥助そばや」(秋田県羽後町)の店主である金昇一郎氏から商標、製造ノウハウ、乾麺事業を譲り受けました。「弥助そばや」は1818年創業。「西馬音内(にしもない)そば」発祥の店として知られていましたが、後継者難でした。ドリームインクは2019年夏前に秋田駅前で「弥助そばや」を新規出店するほか、乾麺を県内外の土産物店に卸すとのこと。別ブランドで立ち食いそば店をフランチャイズチェーン(FC)展開する予定。
2017年
ドリームリンク/かづの銘酒
居酒屋「半兵ヱ」などを展開するドリームリンク(秋田市)は、日本酒「千歳盛」製造のかづの銘酒(秋田県鹿角市)の全株式を取得し買収しました。かづの銘酒は1872年創業、売上高約6000万円、従業員6人。後継者が不在でした。ドリームリンクは自社の居酒屋店舗などで販売を拡大し、酒蔵ツアーの企画や自社の料理に合う酒の開発などで相乗効果を図るとのことです。
2016年
2016年に秋田県の企業が買い手となるM&Aはありませんでした。
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