hokkaido M&A

北海道地方のM&A

北海道地方の経済

北海道は地域の特色を活かし、農林水産業や製造業の中でも食料品、木材・木製品、パルプ・紙・紙加工品などの分野に強みを持っています。近年の北海道経済は、インバウンド需要の回復による観光関連産業の好調や、半導体・GX関連をはじめとする大型投資、民間設備投資の増加などを背景に、全体として緩やかな持ち直しの動きが続いています。

一方で、北海道では全国を上回るペースで人口減少と少子高齢化が進行しており、生産年齢人口の減少に伴う人手不足は、建設業、物流業、観光業など幅広い産業で深刻な経営課題となっています。

北海道地方のM&A - 2025年

 
2025年の北海道地方のM&A件数はトータル111件でした。 買手、売手とも北海道地方内のM&A案件は25件、買手が地域内、売手が地域外のM&A案件が22件、買手が地域外、売手が地域内のM&A案件が64件(うち2件は海外の買い手)でした。北海道地方の企業が買手となった22案件を業種別にみると、最も多いのが「小売」「サービス」でそれぞれ5件、次いで「食品」が4件でした。

トータル111件M&A案件中、金額が公表されているもので2025年の金額トップ5は、
 
    • 1位  約591億円
      アインホールディングスが、調剤薬局「さくら薬局」を展開するクラフト(東京)の株式100%を間接保有する持株会社のNSSK-WW(同)を買収

 
      • 2位  約310億円
        北海道電力が、石油資源開発(JAPEX)から北海道でのガス製造事業、販売事業、ガス導管事業を2027年3月までに買収

 
      • 3位  約270億円
        台湾証券取引所上場で大型・中型トラック・バスなど販売の和泰汽車が、日野自動車の子会社でトラック・バス販売、整備などの東北海道日野自動車(北海道帯広市)、全額出資子会社の北海道日野自動車(札幌市)、宮城日野自動車(仙台市)、福島日野自動車(福島県郡山市)、孫会社の南関東日野自動車(東京)の5社を2026年4月1日付で買収

 
      • 4位  約148億円
        トヨタ自動車の全額出資子会社でソフトウェアを基盤としたモビリティ新技術・事業開発のウーブン・バイ・トヨタ(東京)が、ロケット開発・製造・打上げサービスのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)に資本参加

 
      • 5位  約146億円
        英領バミューダ諸島に本社を置く投資一任業のオービス・インベストメント・マネジメント・リミテッドが、ツルハホールディングスへの出資比率を5月14日時点で10.48%に高める

 
といった案件があげられます。

北海道地方の過去の案件

(北海道地方の公表ベースのM&A件数推移)

買手(当事者1)、または売手(当事者2)が北海道地方の企業のM&A件数を集計

(株)レコフデータの「MARR Pro」を元にレコフが作成

過去の主な大型案件

公表日対象会社金額
2025/5 アインホールディングス/NSSK-WW(クラフト持株会社)(日本産業推進機構運営ファンド投資先)
アインホールディングスが、調剤薬局「さくら薬局」を展開するクラフト(東京)の株式100%を間接保有する持株会社のNSSK-WW(同)を8月に買収。
591億円
2024/2 ツルハホールディングス/ウエルシアホールディングス
ツルハホールディングスが、イオンの子会社のウエルシアホールディングスを株式交換により買収。現在、傘下のツルハ(札幌市)を通じて約1.6%保有している。完全子会社化する。イオン、ツルハHD、ウエルシアHDの3社は経営統合の協議を開始することに合意。
4,938億円
2023/5 オアシス・マネジメント・カンパニー/ツルハホールディングス
香港に拠点を置き、英領ケイマン諸島に所在するヘッジファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーが、ツルハホールディングスへの出資比率を5月8日時点で13.08%に高めた。市場内外で株式を取得。
72億円
2022/12 オアシス・マネジメント・カンパニー/ツルハホールディングス
香港に拠点を置き、英領ケイマン諸島に所在するヘッジファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーが、ツルハホールディングスに資本参加。12月19日までに市場内外で5.29%の株式を取得。金額総額は約216億2800万円。
216億円
2021/10 INCLUSIVE、サイバーエージェント、セブンスターズキャピタル1号投資事業有限責任組合など/インターステラテクノロジズ
INCLUSIVEが、ロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズ(IST、北海道大樹町)に資本参加。株式を取得。INCLUSIVEISTの藤田誠代表取締役が同社株式を現物出資する。これにより、ISTはINCLUSIVE株5.12%を取得する。
38億円
2020/11 ニトリホールディングス/島忠
ニトリホールディングスが11月、島忠をTOBにより買収。島忠に対しては、DCMホールディングスが、完全子会社化を目指し10月5日-11月16日を買付期間として1株4200円でTOBを実施。島忠の取締役会は賛同。
2,149億円
2019/4 ジーンテクノサイエンス/セルテクノロジー
ノーリツ鋼機の子会社で東証マザーズ上場のジーンテクノサイエンス(GTS)が、バイオベンチャーのセルテクノロジー(東京)を株式交換により4月1日付で買収。大友宏一社長らから全株式を取得。交換比率は1:1.3。優先株式は1:1.48。金額は約57億7100万円。
58億円
2018/12 オリックス/コーンズ・エージー
オリックスが、香港の自動車、産業機械など輸入商社のコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドの全額出資子会社で酪農機械輸入販売のコーンズ・エージー(北海道恵庭市)を買収。400億円台で全株式を取得。
400億円
2017/5 ニトリホールディングス/カチタス(アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンド投資先)
ニトリホールディングスが、中古住宅再生販売のカチタス(群馬県桐生市)に5月下旬に資本参加。資本・業務提携した。
アドバンテッジパートナーズ(AP、東京)がサービスを提供する5ファンドから233億円で34%の株式を取得。
233億円
2016/6 NKリレーションズ(買付目的会社:合同会社Launchpad12)/ジーンテクノサイエンス
ノーリツ鋼機の全額出資子会社のNKリレーションズ(NKR、東京)が、全額出資で設立した合同会社Launchpad12(同)を通じて、北大発創薬ベンチャーで東証マザーズ上場のジーンテクノサイエンスを買収。資本業務提携契約を締結。
75億円
2015/5 ツルハホールディングス、フジ/レデイ薬局
ドラッグストア大手のツルハホールディングスと愛媛県地盤のスーパーのフジが共同で、フジが34.32%出資する筆頭株主で中四国でドラッグストアを展開するレデイ薬局を買収。2段階TOBを行い、完全子会社化。
64億円
(株)レコフデータの「MARR Pro」を元にレコフが作成

北海道地方のレコフの実績

レコフの北海道地方における主な実績を紹介します。なお、直近の案件は機密保持上、開示しておりませんのでご了承ください。

公表日対象会社(ポジション)
詳細
2013/4ファーマライズホールディングス/たかはし(仲介)
ファーマライズホールディングスは、調剤薬局事業などのたかはし(北海道釧路市)を4月30日付で買収。高橋貢社長らから8億2000万円で全株式を取得した。
2011/6アークス/ユニバース(仲介)
北海道食品スーパー大手のアークスは、青森県を中心に事業展開するユニバースを完全子会社化。アークスは売上高3036億円、北海道で200店を展開。ユニバースは同1025億円、青森県、岩手県、秋田県に計47店を展開。売上高合計は4061億円となり、国内食品スーパーでライフコーポレーションに次ぐ2位の規模となった。
2009/9アークス/札幌東急ストア(仲介)
北海道食品スーパー最大手のアークスは、東京急行電鉄の子会社で同業の札幌東急ストア(札幌市)を買収。アークスは、グループのインフラを活用し、サービスレベルの向上と経営の効率化を図る。
2006/10ジー・コミュニケーション/イー・シー(仲介)
外食店、学習塾などを展開するジー・コミュニケーション(名古屋市)は、全額出資子会社で個別指導塾「ITTO個別指導学院」など学習塾運営のジー・エデュケーション(同)を通じて、英会話学校「EC英会話」を運営するイー・シー(札幌市)を買収。
2003/5タカラ/コティ(仲介)
タカラは、全国46カ所で託児施設を運営しているコティ(札幌市)を第三者割当増資により買収し、育児関連ビジネスに参入。
2003/2マックスバリュ北海道/王子サービスセンター(仲介)
マックスバリュ北海道は、王子製紙の全額出資子会社、王子サービスセンター(苫小牧市)から、苫小牧市内で経営するスーパー5店舗の営業権を譲り受けた。
2002/5ラルズ/福原(仲介)
札幌地盤の食品スーパーラルズと帯広地盤の福原は11月上旬をメドに経営を統合。ラルズが会社分割で新ラルズを設立し、純粋持株会社となった。その後株式交換で福原を完全子会社化。道内1位と5位の食品スーパーの統合で売上高は1900億円へ。道内の他の食品スーパーにも参加を呼びかけており、道内での競争力確保を図る。この案件でアークスグループが誕生した。
1999/2丸紅/アインファーマシーズ、アインメディカルシステムズ(仲介)
丸紅は調剤薬局大手のアインファーマシーズ(北海道)に第三者割当増資で資本参加、及び子会社のアインメディカルシステムズを買収し、成長が見込まれる調剤薬局市場に本格参入。
1988/12大丸スーパー/丸友産業(仲介)
アークスグループの前身(株)ラルズが誕生。
(株)レコフデータの「MARR Pro」を元にレコフが作成

選ばれる理由

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    創業1987年の老舗

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